サポート切れのUbuntu (17.x) のapt updateが失敗する場合の対処

環境
– Google Cloud / Compute Engine / Ubuntu 17.10

サポート切れの古いUbuntuのアップデートをした際に以下のようなエラーで更新ができないことがあります

Ign:1 http://us-east1.gce.archive.ubuntu.com/ubuntu artful InRelease
Ign:2 http://us-east1.gce.archive.ubuntu.com/ubuntu artful-updates InRelease
Ign:3 http://us-east1.gce.archive.ubuntu.com/ubuntu artful-backports InRelease
Err:4 http://us-east1.gce.archive.ubuntu.com/ubuntu artful Release
404 Not Found [IP: 35.196.128.168 80]
Err:5 http://us-east1.gce.archive.ubuntu.com/ubuntu artful-updates Release
404 Not Found [IP: 35.196.128.168 80]
Err:6 http://us-east1.gce.archive.ubuntu.com/ubuntu artful-backports Release
404 Not Found [IP: 35.196.128.168 80]
Ign:7 http://security.ubuntu.com/ubuntu artful-security InRelease
Err:8 http://security.ubuntu.com/ubuntu artful-security Release
404 Not Found [IP: 91.189.91.39 80]
Get:9 http://packages.cloud.google.com/apt google-cloud-logging-wheezy InRelease [5483 B]
Ign:10 http://packages.cloud.google.com/apt google-cloud-monitoring-artful InRelease
Err:11 http://packages.cloud.google.com/apt google-cloud-monitoring-artful Release
404 Not Found [IP: 142.250.98.113 80]
Hit:12 http://archive.canonical.com/ubuntu artful InRelease
Err:9 http://packages.cloud.google.com/apt google-cloud-logging-wheezy InRelease
The following signatures couldn't be verified because the public key is not available: NO_PUBKEY B53DC80D13EDEF05 NO_PUBKEY FEEA9169307EA071
Reading package lists… Done
E: The repository 'http://us-east1.gce.archive.ubuntu.com/ubuntu artful Release' no longer has a Release file.
N: Updating from such a repository can't be done securely, and is therefore disabled by default.
N: See apt-secure(8) manpage for repository creation and user configuration details.
E: The repository 'http://us-east1.gce.archive.ubuntu.com/ubuntu artful-updates Release' no longer has a Release file.
N: Updating from such a repository can't be done securely, and is therefore disabled by default.
N: See apt-secure(8) manpage for repository creation and user configuration details.
E: The repository 'http://us-east1.gce.archive.ubuntu.com/ubuntu artful-backports Release' no longer has a Release file.
N: Updating from such a repository can't be done securely, and is therefore disabled by default.
N: See apt-secure(8) manpage for repository creation and user configuration details.
E: The repository 'http://security.ubuntu.com/ubuntu artful-security Release' no longer has a Release file.
N: Updating from such a repository can't be done securely, and is therefore disabled by default.
N: See apt-secure(8) manpage for repository creation and user configuration details.
E: The repository 'http://packages.cloud.google.com/apt google-cloud-monitoring-artful Release' does not have a Release file.
N: Updating from such a repository can't be done securely, and is therefore disabled by default.
N: See apt-secure(8) manpage for repository creation and user configuration details.
W: An error occurred during the signature verification. The repository is not updated and the previous index files will be used. GPG error: http://packages.cloud.google.com/apt google-cloud-logging-wheezy InRelease: The following signatures couldn't be verified because the public key is not available: NO_PUBKEY B53DC80D13EDEF05 NO_PUBKEY FEEA9169307EA071

1)キーを更新します。
これでKeyのエラーは解消されます

curl -f https://packages.cloud.google.com/apt/doc/apt-key.gpg \
| sudo apt-key add -

2)リポジトリの接続先が古いので修正します

参照先を http://old-releases.ubuntu.com/ に修正します。archiveもsecurityも同様です。Compute EngineのリストはGoogleのミラーを示しているので一旦Ubuntuの方に変更しておくのもよいかと思います。ググるとリストから取り除くみたいな記述もあるのですがそれをするとUpdateできなくなりますので修正しておきます。

deb http://old-releases.ubuntu.com/ubuntu/ artful main restricted
deb http://old-releases.ubuntu.com/ubuntu/ artful-updates main restricted
deb http://old-releases.ubuntu.com/ubuntu/ artful universe
deb http://old-releases.ubuntu.com/ubuntu/ artful-updates universe
deb http://old-releases.ubuntu.com/ubuntu/ artful multiverse
deb http://old-releases.ubuntu.com/ubuntu/ artful-updates multiverse
deb http://old-releases.ubuntu.com/ubuntu/ artful-backports main restricted universe multiverse
deb http://old-releases.ubuntu.com/ubuntu/ artful-security main restricted
deb http://old-releases.ubuntu.com/ubuntu/ artful-security universe
deb http://old-releases.ubuntu.com/ubuntu/ artful-security multiverse

これで無事に apt upgrade 出来るようになったかと思います。

The Witcher 3 wild hunt ずっと遊べそう

年末のセールで買ったが確かにこれはボリューム満点
The Witcher® 3 on Steam/Linux + Nvidia 3050TiでDLSS対応で書いたようにLinux(POPOS)で遊んでいます。最新のゲームでないこともあるかと思いますが非常に快適に遊べています。まったく事前情報も特に見ず、操作でわからないことなどが有り多少は確認したけど攻略サイトも見ずにのんびりと遊んでいます。

本番は2周目からという事のようですがいつになったらそこまでいけるのかはわかりません(苦笑) 難易度は一番優しいモードでやっているので死にゲーということもなくそれなりに操作を覚えて進んでいます。スキマ時間で遊べるという意味ではSteamDeck欲しくなりますね。

ふと訪れる夕焼けがきれい。

ウルトラワイドディスプレイでも遊べます。没入感がましますね

フォトモードというものが有り、写真を取るのと同じように露出とかを変更してスクリーンショットが撮影できます。ちょっと面白い、Linux版のSteamの場合には $HOME/.local/share/Steam/steamapps/compatdata/292030/pfx/drive_c/users/steamuser/Documents/The Witcher 3/screenshots に保管されている(IDは要確認)

ヨットなんてものもありなんとも言えない感じ。レイトレーシングをONにすれば海上は更に素晴らしい景色になりそうですね。サブストーリーも満載でメインストーリー合わせて100時間とかのもようなのでのんびりやっているともっと掛かりそうですね。2周目も合わせて考えるとまさに「ずっと遊べるゲーム」となりそうです。セールとはいえ1500円程度でしたのでコスパ素晴らしい

One Thing Gnome Extension

トップバーのなかにコメントだけを書くかんたんなGnome拡張アプリ(リンク先にはMac用のアプリのリンクも有ります)https://www.omgubuntu.co.uk/2023/01/one-thing-gnome-extension

使ってみると目につくのが良いです。またなにか作業をしてアプリがフルスクリーンで利用している時にもトップバー自体は非表示になっていないため常に入力できるのも便利です。機能としてはメモを書くだけしかできないのでほんとにそれ以上のことはできないのですが潔い。

機能的にも負荷はなさそうですししばらく使ってみようと思います。

導入は普通のGnome拡張と同じです。https://extensions.gnome.org/extension/5072/one-thing/ にFirefoxなどでアクセスして入れることができます。

子供の眼鏡選び Zoff / Jins どっちが向いている?

眼鏡は40代(30代?)以上の世代からするとものすごい値下がりがしている業界ですね。サプライチェーンがどうなっているのかというレベルなのか、何らかの技術革新によるものなのか不勉強なのでわかりませんが。

子供の眼鏡を最初に購入する際には、医師の処方箋が必要になります。特に弱視などの場合ではなく通常の近視であれば医療用眼鏡ではなくZoffやJinsなどの量販店で購入することができます。これ以外にも1万前後で交換やその他のサービスがあるお店もあるので確認はしてほしいとは思います。最近ZoffとJinsで購入する機会があったので少しだけ参考になる人もいると思うのでまとめておきます(2023/01/03時点)

ZoffJins
18歳未満サポートありあり
会員登録LINEアプリから親のアカウントで登録して子供を追加専用アプリから親のアカウントで登録してから子供を追加
度数の交換1年以内であれば何度でも可1年以内に2回まで
フレームの交換不可1年以内に2回まで(※フレームのみの交換が可能であるかは未確認)
子供向け眼鏡ありあり
薄型1.6以上は追加料金が発生1.74まで無料(1.74は大体1−2週間作成に時間がかかる
最低料金5500円の商品がいくつかあるが概ね8800円台となっており強い度数が必要な場合には値段がかかる8000円台が多いがZoffで薄型にすることを考えるとトータル的には安くなるケースもある。
その他眼鏡が出来上がるとLINEで通知される
ブルーライトレンズ加工が無料
度数が強い場合にはおすすめ

最初の眼鏡を作った際に度を弱く作っていると多分1年以内に正しい度数への変更を眼科のほうで支持されると思いますので1年間の間で1回は交換ができる方が望ましいです。ZoffもJinsも18歳未満の場合には交換期間が1年になりますのでこの辺は十分だと思います。過失で壊したというのでなければフレーム自体が1年以内に交換するケースはあまりないかと思います(急に成長ということもないとは思いますが)のでフレームの交換ができないことはそれほどデメリットとは感じませんでしたが、実際スポーツをするような子供は結構壊してしまうかもしれないのでフレーム保証があるのも良いかもしれませんね。

子供専用の眼鏡屋に比べると大人向けの眼鏡屋になるので少し心配なところも有ります。街の眼鏡屋では結構手厚く壊れたときや調整などしっかりやってくれるところも多いので値段だけでの比較は難しいかなとも思いますがなにより5500円ほどの手軽さは捨てきれませんね。
ショッピングモールなどではJinsとZoffがどちらも入っている店舗などもあるので見比べるためにどちらも実際にいけると安心して選択ができますね。店舗次第ですがJinsは一定数Kids向けのメガネがある印象です。Zoffは店舗次第の気がします。Zoffはメガネの幅をわかりやすくSML表記で分けてくれていることも有りさがしやすいですね。しかしいずれも各サイズではフレームの種類は2,3種類があれば良いのでZoff/Jinsどっちも見てみるのが良いと思います。

ZoffもJinsもAIで似合うかを判定してくれる装置がおいてあります。大人もですが子供は結構楽しいようで色々遊びますが子供がしてもリコメンドで出てくる眼鏡が大人ものだったりするのでちょっと微妙です。このあたりは事前に子供か大人かを確認して絞ったほうが親切ですね。

https://brain.jins.com/

開発者におけるLinuxの利用状況

開発者にとってのLinuxは確実に広まっていると感じます。もっとも素のデスクトップLinuxとしての利用は限定的でしょうね。アンケート自体を見てないのですが回答の%から言えば複数回答できるものでしょうね。

https://survey.stackoverflow.co/2022/#section-most-popular-technologies-operating-system
作業に使用している主なオペレーティング システム は何ですか?

このStackOverflowのアンケート結果をみるかぎり、WindowsベースでもWSLを利用している人を考えると多くの人はUNIXベースのシステム上で開発を行っているように見えますね。Professionalのほうがよりその傾向は強いと思いみたいですね。2018年には23%だったのが40%にまでシェアを伸ばしているのは非常に興味深いです。この質問自体は「主使用しているOSは?」なので実際にメインとして利用しているOSだとすると結構なシェアであるとおもいますね。日本国内ではちょっと身の回りを見てもあまりそういった感じがしないのですが海外では結構Desktopとして利用されているのかもしれません。

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