Amazon Workspaces Client をUbuntuで動かす

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サービスが登場したときから Amazon Workspacesを利用しているのですが、最近家のPCでLinuxを利用したいと思ってみたら以外にもサポートされていませんでした。

LinuxにはWindowsのライブラリをエミュレーションするWineというソフトウェアがあります。Wineはかなり以前からあるWindows互換ライブラリですが最近は色々動きます。

  • Ubuntu 18.04.1 LTS
  • Wine 3.0-1ubuntu1

この新しいバージョンはDirectXなどにも対応しているとのことです。何が動くのかを調べるサイトがあり、大抵の人気のあるアプリケーションはDBに登録されています。今回の Workspaces も調べてみると登録されていました。

実際に導入してそのまま起動するとクラッシュするのですが上記のサイトに記載されている作業を行っておくことで無事に動作しました。

  • rm ~/.wine/drive_c/Program Files (x86)/Amazon Web Services, Inc/Amazon WorkSpaces/vchan_plugins/pcoip_vchan_remoteprintclient.dll

Wineもかなり便利になってきていますね。

gcloud/kubectlコマンドの補完をインタラクティブに選択可能にするalpha版が登場

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Google Compute Platform の操作をするためのCLI gcloud コマンドで新しい補完スタイルが提案されました。これまでも bash や zsh ではコマンドの引数を <TAB> で保管する事が出来ます。通常はこれでも十分に実用的な機能として利用できます。

今回の新しい機能を導入すると下の図のように引数の候補、説明などが表示されます。(今環境は mac + iTerm2 上で動かしていますので Windows 環境だとどんな感じなのかはチョットわかりません)

  • gcloudだけじゃなくて kubectl も補完されるので k8s ユーザにもおすすめ
  • 引数の説明は覚え切らないのでヘルプがとても便利(ON/OFF可能)
  • キー操作は vi / emace に切り替え可能

導入は簡単でalpha版の機能を有効にするだけです

gcloud components  update
gcloud components install alpha
gcloud alpha interactive --update-cli-trees
gcloud alpha interactive

これだけで利用することが出来ます。

ブログのサイトを無料枠範囲のUSリージョンへ移動

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このサイトもGCPに移動していましたがよく考えたら無料枠を使っていませんでした。

あまりアクセスもなく現状 micro (コンピュートエンジンのリソースのサイズの中で一番小さいモデル)で十分問題がなさそうです。したがって無料枠であるUSリージョンに移動しました。

  1. snapshot の取得
  2. us-regionへインスタンスを作成(1で取得したsnapshotを利用): wp02
  3. instance-groupを作成 : wp-group-us
  4. 既存のload Balancerの background の配下に 3で作成したinstance groupを追加 : wp-lb-background

以上でトラフィックが分配されるのが確認できました。

問題がなさそうなので既存の日本リージョンに作成していたインスタンス wpを停止しておきました。GCPは停止しているインスタンスには課金がされないのも良いところですね。

それにしてもこの作業を行うのにホンの10分程度で出来てしまって拍子抜け。素晴らしいですね。最初からLB配下において動かしていたことも良かったと思います。このサイトはだいぶ前からCDNはCloudFireを利用しているのでGCPの機能は利用してないのですがこちらもいつか使ってみたいと思います。