投稿者名:TOKIDA

このサイトは備忘録であるとともにIT界隈の人に情報をお返し出来たら良いなぁという物です。

WordPressの「サイトヘルス」に従って改善をしてみる

重い腰をあげてこのサイトのメンテナンスを先日からしています。Wordpressの中でも色々と改善すべき項目が出ていますので対応をしていきたいと思います。

GA4
世の中はすでにGA4ですね。Google anaryticsのサイトに行きGA4用のタグを入れておきます。Pi-Holeでtagmanager切っているので動くのかわからんけど。

停止中のプラグインを削除してください
最近停止したものあるのでこちらも削除しておきます。これ以外にも何に使っていたのかわからんプラグインが30個も入っているので停止したいのですがテーマとかで使っているものも有り不用意に削除できない。
停止中のテーマを削除してください
ディフォルトのテーマ含めて利用してないものを削除

1つ以上の推奨モジュールが存在しません
imagickとか諸々、先日Updateした際に更新してなかったことが影響ですね sudo ln -s /etc/php/7.4//mods-available/imagick.ini 20-imagick.ini などでリンクを貼っておきます(が有効にならない・・あとで確認)

永続オブジェクトキャッシュを使用してください
こういうものが利用できるようになっているのですね。RadisとMemcacheが推奨されているようですがWordpressのディフォルト機能なのかプラグインで対応しろという話なのかどちらなんでしょうね?いずれにしてもお金もCPUリソースもかかるので今回はおいておきます。時間がある時にGCPのサービスを利用して構成してみたいと思います

HTTPS化
だいたいこういったものはハマるなと思いましたがハマりました。wp-adminに接続ができなくなりました。そもそもCloudflarでHTTPSにしているので一旦は良いかなと放置しておりましたがそろそろ真面目に設定変更をしないといけないかもしれません。サイトヘルスに表示されている画面からHTTPS化のようなリンクをクリックしたところ wp-configがリダイレクトループに陥ってしまったので強引に以下の設定を wp-config.php に入れて戻します。

define('FORCE_SSL_ADMIN', false);
if ( ! empty( $_SERVER['HTTP_X_FORWARDED_PROTO'] )
&& $_SERVER['HTTP_X_FORWARDED_PROTO'] == 'http' )
{
$_SERVER['HTTPS']='off';
}
define('FS_METHOD', 'direct');
define('WP_SITEURL','http://roguer.info' );
define('WP_HOME','http://roguer.info' );
define('RELOCATE', true );

標準の機能が何を変更したのか分からぬが、内部的にはhttpsになっているようで投稿する際などもhttpsで繋がないと「新に失敗しました。 現在オフラインのようです。」が出てきます。これは httpのサイトから投稿が httpsで行われてしまうことから来るエラーですなので一旦接続自体は https(CloudFlaerの機能)で行うようにしておきます。(後で Lets Encriptなどを設定して動くようにしておきたいと思います・・)

結局あまり改善されてないのですが問題があることはわかりました。おいおい修正を

GCE(VM)のUbuntuサーバのUpgradeの実施とVM Managerの設定

OSのアップグレードを実施するためにSSHで接続をしていると警告を言われるため、シリアルコンソール接続を利用してクラウド側から接続を行います。
Google Cloud Consoleから接続し該当のVMを編集し「シリアルポートへの接続を有効にする」をチェックを入れます。その後「シリアルコンソールに接続」ボタンからブラウザ経由で接続を行います(この機能はホント便利ですね、クラウドでの利用でも不便さを感じないのはすばらしい)

シリアルコンソールを接続しているプロンプトで do-release-upgrade を実行します。(途中かりに接続がきれても再度接続すればつながると思います)

GCEのリソースサイズが小さすぎてものすごい時間(2時間強)を経てやっとUpdate完了、再起動をします。

No LSB modules are available.
Distributor ID: Ubuntu
Description: Ubuntu 18.04.6 LTS
Release: 18.04
Codename: bionic

何故か、自動起動をしてないはずの apache2が自動起動してきたりして焦りましたが disableにしておきます。

VM Managerの設定

https://cloud.google.com/compute/docs/manage-os?hl=ja#ubuntu に記載がありますがUbuntuのバージョンによってもことなりますが今回は18.0以降になるので以下のコマンドで導入をします。

sudo su -c "echo 'deb http://packages.cloud.google.com/apt google-compute-engine-bionic-stable main' > \
/etc/apt/sources.list.d/google-compute-engine.list"
curl https://packages.cloud.google.com/apt/doc/apt-key.gpg | sudo apt-key add -
vi /etc/apt/sources.list.d/google-compute-engine.list
sudo apt update
sudo apt -y install google-osconfig-agent

これでコンソールからVMの情報が見ることが出来るようになります。

バッチのジョブ作成

GCEでは、apt update を自動的に実施するためのサービスが提供されていますのでこちらを設定してみます。

日々の更新をしたいので apt upgrade を選択します。

作成した後に一度実施するために「今すぐデプロイ」を選択して実行してみます。

上記のように結果が出ています、問題がある場合にはどういう感じで出てくるのかはまだ見れてないのでしばらく利用してから考えていきたいと思います。今回は除外パッケージ等を入れてないのですが実際に本番で使う場合などはコアのパッケージはブロックして手動で確認するなど運用のルールは決めておいたほうがよいでしょう。

(追伸)

  • その後 22.04までアップデートしましたがせっかくのクラウドなのでサーバのリソースを増強してすべき
  • 22.04になった段階でphp-fpmが 7.4系から 8.1系に変わってしまう。通常であれば「保留」になっているのだが無理にdist-upgradeしたために7.4系が消えてしまう問題が起こった(結局リストアして対応)※このサイトのどうしても php8系だとエラーが消えずに対応できず
  • 上記の問題も有り phpが4つバージョンで起動していたので修正
  • 途中で apache2が何故か有効化されてしまったので(このサイトはnginx)で停止
  • 結果としては時間がかかったくらいで大きな問題もなく完了

サポート切れのUbuntu (17.x) のapt updateが失敗する場合の対処

環境
– Google Cloud / Compute Engine / Ubuntu 17.10

サポート切れの古いUbuntuのアップデートをした際に以下のようなエラーで更新ができないことがあります

Ign:1 http://us-east1.gce.archive.ubuntu.com/ubuntu artful InRelease
Ign:2 http://us-east1.gce.archive.ubuntu.com/ubuntu artful-updates InRelease
Ign:3 http://us-east1.gce.archive.ubuntu.com/ubuntu artful-backports InRelease
Err:4 http://us-east1.gce.archive.ubuntu.com/ubuntu artful Release
404 Not Found [IP: 35.196.128.168 80]
Err:5 http://us-east1.gce.archive.ubuntu.com/ubuntu artful-updates Release
404 Not Found [IP: 35.196.128.168 80]
Err:6 http://us-east1.gce.archive.ubuntu.com/ubuntu artful-backports Release
404 Not Found [IP: 35.196.128.168 80]
Ign:7 http://security.ubuntu.com/ubuntu artful-security InRelease
Err:8 http://security.ubuntu.com/ubuntu artful-security Release
404 Not Found [IP: 91.189.91.39 80]
Get:9 http://packages.cloud.google.com/apt google-cloud-logging-wheezy InRelease [5483 B]
Ign:10 http://packages.cloud.google.com/apt google-cloud-monitoring-artful InRelease
Err:11 http://packages.cloud.google.com/apt google-cloud-monitoring-artful Release
404 Not Found [IP: 142.250.98.113 80]
Hit:12 http://archive.canonical.com/ubuntu artful InRelease
Err:9 http://packages.cloud.google.com/apt google-cloud-logging-wheezy InRelease
The following signatures couldn't be verified because the public key is not available: NO_PUBKEY B53DC80D13EDEF05 NO_PUBKEY FEEA9169307EA071
Reading package lists… Done
E: The repository 'http://us-east1.gce.archive.ubuntu.com/ubuntu artful Release' no longer has a Release file.
N: Updating from such a repository can't be done securely, and is therefore disabled by default.
N: See apt-secure(8) manpage for repository creation and user configuration details.
E: The repository 'http://us-east1.gce.archive.ubuntu.com/ubuntu artful-updates Release' no longer has a Release file.
N: Updating from such a repository can't be done securely, and is therefore disabled by default.
N: See apt-secure(8) manpage for repository creation and user configuration details.
E: The repository 'http://us-east1.gce.archive.ubuntu.com/ubuntu artful-backports Release' no longer has a Release file.
N: Updating from such a repository can't be done securely, and is therefore disabled by default.
N: See apt-secure(8) manpage for repository creation and user configuration details.
E: The repository 'http://security.ubuntu.com/ubuntu artful-security Release' no longer has a Release file.
N: Updating from such a repository can't be done securely, and is therefore disabled by default.
N: See apt-secure(8) manpage for repository creation and user configuration details.
E: The repository 'http://packages.cloud.google.com/apt google-cloud-monitoring-artful Release' does not have a Release file.
N: Updating from such a repository can't be done securely, and is therefore disabled by default.
N: See apt-secure(8) manpage for repository creation and user configuration details.
W: An error occurred during the signature verification. The repository is not updated and the previous index files will be used. GPG error: http://packages.cloud.google.com/apt google-cloud-logging-wheezy InRelease: The following signatures couldn't be verified because the public key is not available: NO_PUBKEY B53DC80D13EDEF05 NO_PUBKEY FEEA9169307EA071

1)キーを更新します。
これでKeyのエラーは解消されます

curl -f https://packages.cloud.google.com/apt/doc/apt-key.gpg \
| sudo apt-key add -

2)リポジトリの接続先が古いので修正します

参照先を http://old-releases.ubuntu.com/ に修正します。archiveもsecurityも同様です。Compute EngineのリストはGoogleのミラーを示しているので一旦Ubuntuの方に変更しておくのもよいかと思います。ググるとリストから取り除くみたいな記述もあるのですがそれをするとUpdateできなくなりますので修正しておきます。

deb http://old-releases.ubuntu.com/ubuntu/ artful main restricted
deb http://old-releases.ubuntu.com/ubuntu/ artful-updates main restricted
deb http://old-releases.ubuntu.com/ubuntu/ artful universe
deb http://old-releases.ubuntu.com/ubuntu/ artful-updates universe
deb http://old-releases.ubuntu.com/ubuntu/ artful multiverse
deb http://old-releases.ubuntu.com/ubuntu/ artful-updates multiverse
deb http://old-releases.ubuntu.com/ubuntu/ artful-backports main restricted universe multiverse
deb http://old-releases.ubuntu.com/ubuntu/ artful-security main restricted
deb http://old-releases.ubuntu.com/ubuntu/ artful-security universe
deb http://old-releases.ubuntu.com/ubuntu/ artful-security multiverse

これで無事に apt upgrade 出来るようになったかと思います。

The Witcher 3 wild hunt ずっと遊べそう

年末のセールで買ったが確かにこれはボリューム満点
The Witcher® 3 on Steam/Linux + Nvidia 3050TiでDLSS対応で書いたようにLinux(POPOS)で遊んでいます。最新のゲームでないこともあるかと思いますが非常に快適に遊べています。まったく事前情報も特に見ず、操作でわからないことなどが有り多少は確認したけど攻略サイトも見ずにのんびりと遊んでいます。

本番は2周目からという事のようですがいつになったらそこまでいけるのかはわかりません(苦笑) 難易度は一番優しいモードでやっているので死にゲーということもなくそれなりに操作を覚えて進んでいます。スキマ時間で遊べるという意味ではSteamDeck欲しくなりますね。

ふと訪れる夕焼けがきれい。

ウルトラワイドディスプレイでも遊べます。没入感がましますね

フォトモードというものが有り、写真を取るのと同じように露出とかを変更してスクリーンショットが撮影できます。ちょっと面白い、Linux版のSteamの場合には $HOME/.local/share/Steam/steamapps/compatdata/292030/pfx/drive_c/users/steamuser/Documents/The Witcher 3/screenshots に保管されている(IDは要確認)

ヨットなんてものもありなんとも言えない感じ。レイトレーシングをONにすれば海上は更に素晴らしい景色になりそうですね。サブストーリーも満載でメインストーリー合わせて100時間とかのもようなのでのんびりやっているともっと掛かりそうですね。2周目も合わせて考えるとまさに「ずっと遊べるゲーム」となりそうです。セールとはいえ1500円程度でしたのでコスパ素晴らしい

One Thing Gnome Extension

トップバーのなかにコメントだけを書くかんたんなGnome拡張アプリ(リンク先にはMac用のアプリのリンクも有ります)https://www.omgubuntu.co.uk/2023/01/one-thing-gnome-extension

使ってみると目につくのが良いです。またなにか作業をしてアプリがフルスクリーンで利用している時にもトップバー自体は非表示になっていないため常に入力できるのも便利です。機能としてはメモを書くだけしかできないのでほんとにそれ以上のことはできないのですが潔い。

機能的にも負荷はなさそうですししばらく使ってみようと思います。

導入は普通のGnome拡張と同じです。https://extensions.gnome.org/extension/5072/one-thing/ にFirefoxなどでアクセスして入れることができます。

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