Qnap

[MacOSX] NASへの速度を向上させるためにNetworkの設定を変更

最近、NAS(Qnap)の共有フォルダがよく真白アイコンになって困っていた @tokida です。

Qnapとの接続が少し遅いなと思っていたらよく考えたら TCPの設定を消していました。

以下の設定を行います

$ sudo vi /etc/sysctl.conf

内容は以下のとおり

net.inet.tcp.delayed_ack=1
net.inet.tcp.sendspace=520352
net.inet.tcp.recvspace=520352

よくdelayed_ack=0にする記載が見れるのですが念の為に1にしています。よく分かっていないのですが全てに対して有効になっていまうと思うので逆に遅くなることもありそうですし。外でも使いますのでこうしておきましょう。

かわりにRWIN(send/recv space)を上げておきます。
この辺りでサクッと調べてくれます。

あんまり関係ないけどスピードテスト。

BNR スピードテスト 回線速度 通信速度 測定

それよりもローカルLAN内の iPhoto 等の表示が早くなると嬉しいです。

追記

確認方法は、同様に sysctl で確認出来る。

$ sudo sysctl net.inet.tcp
net.inet.tcp.rfc1323: 1
net.inet.tcp.rfc1644: 0
net.inet.tcp.mssdflt: 512
net.inet.tcp.keepidle: 7200000
net.inet.tcp.keepintvl: 75000
net.inet.tcp.sendspace: 520352

QNAP 第13回: 自動起動の設定

以前自動起動について記載してましたが方法が変わっていたので追記

各種管理

Qpkgの機能を使って自動起動するように設定する方法が提示されています。
たしかにこっちのほうが楽でいい気がします。

/etc/config/qpkg.conf の最後に以下を追記します。

[autorun]
Name = autorun
Version = 0.1
Author = neomilium
Date = 2013-05-06
Shell = /share/MD0_DATA/.qpkg/autorun/autorun.sh
Install_Path = /share/MD0_DATA/.qpkg/autorun
QPKG_File = autorun.qpkg
Enable = TRUE

上記で指定されている /share/MD0_DATA/.qpkg/autorun/autorun.sh に対してスクリプトに実行権限を付与してシェルを書けば自動起動されます。

$ mkdir /share/MD0_DATA/.qpkg/autorun
$ vi /share/MD0_DATA/.qpkg/autorun/autorun.sh

qpkgから起動するコマンドとかあればこれで対応できますね。

以前の方法は以下を参照。

QNAP 第12回: iPhoneとMacの写真の共有にQnapを使う

QnapはNASなのでファイルが当然共有できるのですが、いままでiPhoneからQnapを利用することをしていなかったです。(なんかPCから利用するものだという固定概念が・・・)

当たり前なのですがアプリを入れるとQnapへ簡単にファイルがアップロード出来ました。

なんかDropboxで共有したりとか色々今までやっていたのですが何をしていたのかと、、、もちろん家でしか出来ないので外で共有したい場合には今までどおりフォトストリームだったり色々利用する必要があるのですが。

Qfile App
カテゴリ: 仕事効率化
価格: 無料

こちらのQfileアプリから簡単にファイルをアップロードすることが出来ます。
フォルダなんかも簡単に作成することができるのでかなり便利に使うことが出来そうです。また設定によりフォトライブラリを自動的にアップロードすることも出来るようです。

Photo 2014 02 14 23 54 08 2

実際に家で転送してみるとさすがに早い。最近iPhoneからはクラウド系のサービスの利用が多かったのでそれに比べるとさすが家にあるだけあるなという感じです。

NASの共有になっているんためMACからは通常のフォルダとして見ることができるのでブログに使ったりする写真なんかは断然この方が楽ですね。

QNAP 第11回: Firmware 4.0.1 リリース

家で利用している TS-219P II にもついに version 4.0.1 が登場しました。

Qnap Version 4

がらっと変わった新しいバージョンが登場しています。先日 219の後継機が発表されてハードウェアよりもOSが新しくならないことにがっかりしていたのですが遅ればせながら219にも登場して来ました。嬉しいですね!

データをこちらからダウンロードして、アップデートすればOKです。

とは言うものの人柱(?)になる勇気もなく放置中でございます。だってこのNASには大事なデータがしっかり詰まっているので怖いのだ(前回同じようにバージョンアップして失敗して(リカバれたけど)いるので。。。

機能面では何か新しく出来るようになったのかというと Qsyncという機能が使ってみたかったりします。家にWindowsマシンもあって嫁さんが使っているのですが結構大事になデータとかもあるので以前から Microsoft の Synctoy で動機をしています。

これがあると意識せずにバックアップが取られているというのがいいですね。大事なのはデータなので

次になにか記事をかくときには試してみたいと思うけど。あんまり日本語のqnapの記事がないので何かの参考になれば幸いです。

QNAP 第10回: Webサービスが起動しない

Qnapのバージョンを上げたあとにWebサービスが起動しない状態になっていました。

原因は不明ですがリセットしたせいですかね?

sshで中をみてみるとおかしな箇所が見つかったので修正して無事に動きました。

[/usr/local/apache/bin] # ./apachectl start
apache: Could not open configuration file /etc/config/apache/apache.conf: No such file or directory

直接起動してみると /etc/config/apache/apache.conf がないと言われます。実際に確認すると /etc/config/apache のディレクトリ自体がありません。 /etc/config/apache.conf 等フィアルがあるのが見受けられる状態になっています。この状態で apache ディレクトリを作ってファイルをコピーしても実際には動きません。

[/etc/config] # mkdir /etc/config/apache

この後に、Web管理画面からリセットを行います。

スクリーンショット 2013 05 24 1 29

ウェブの設定箇所のしたの方に「復元」というのがあるのでクリックをします。この行為により /etc/config/apache 以下が以下のような構成になります。

[/etc/config/apache] # du -a
40	./mime.types
4	./extra/apache-ssl.conf
4	./extra/apache-msv2.conf
4	./extra/apache-dav.conf
4	./extra/apache-musicstation.conf
4	./extra/apache-photo.conf
24	./extra
8	./apache.conf
8	./apache.conf.tmp
16	./magic
100	.

このような状態になった原因は不明ですがとりあえず起動できたので良かったです。

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