[Amazon RDS] ものは試しと使ってみた。課金(コスト)さえ気にしなければ簡単で素晴らしい。
さくらインターネット スタンダードのボトルネックは共有DBだ、というコラムを見たりもして実際にはどうなのかなぁと思いながらそういえばAmazonでMySQLのクラウドサービスが始まっていたなぁと言う事をふと思い出したので勉強をしてみました。
実際には、Amazon RDS(MySQLのサービス名)では値段的に高いので実運用は出来ないので試しです。料金については、起動時間+送信データ等の従量課金で起動が $0.11/hour なので単純に一ヶ月で8000円程度で係る計算になろうかと思います。データ転送量はさほどではないとは思いますが。
料金はこちらのツールで計算することができます。http://calculator.s3.amazonaws.com/calc5.html?lng=ja_JP 1ヶ月まるまる使ってだいたい $82と出てきました。データ転送量はさほど課金されないのでなにか別の用途でも使わないと起動しているのがもったいないです(^^;
さてAmazon RDSの利用方法は以下のサイトで詳細に載っています。現在でも内容は変わりありませんでした。
- @IT:Amazon RDSの使い方(2/3)
http://www.atmarkit.co.jp/flinux/special/amazonrds/rdsb.html - 簡単にクラウドでDB(MySQL)環境が使える!Amazon RDSの使い方 – RX-7乗りの適当な日々 http://d.hatena.ne.jp/rx7/20100528/p1
- Amazon RDS (アマゾン RDS) 上の MySQL を利用する方法、コマンドの使い方 – Web/DB プログラミング徹底解説 http://keicode.com/hosting/how-to-use-amazon-rds.php
上記では、コマンドラインからDBを作成したりしていますが実際にはWebコンソールを利用して行うことにより標準外のリージョンが選択できたり、保守時間帯を設定できたりしますのでそのほうが良いかと思います。
どうでもいい話ですが申込時に電話番号を入力すると折り返しでコールされます。その際に画面上に出ている数字をプッシュするのですがした途端にWeb画面上で「OK」と言う内容が表示されあまりの反応速度に驚くばかりです。
さて、環境としてはSakuraインターネット上のWordpressから利用することになりますので
- MySQLのダンプを行う ( mysqldump コマンド)
- Amazon RDS側にダンプしたファイルをImportする ( mysql コマンド )
- wp-config.phpの該当の箇所を変更しておきます。
上記の作業で特に問題なく接続ができました。なんだか不思議な感じですが無事に動いています。先日のDBがキャッシュ等の機能により実際のリクエスト量は半減していると思うので従量課金の対象となるトランザクションは若干削減できていると思います。
気が向くまで使用してみようかと思います。最終的に戻さないといけないのとDBが他の用途でも使用しているので戻しは行わないでおこうかなぁとも思っています。この記事とかは再度アップすればいいので(^^; ちょっと適当な運用ですが。
update1:
少し見ていたところものすごく遅くなる感じが無いですね。やはり23時頃のアクセス時に非常に重たくなる原因はDB側にあるのかもしれません。きちんとソースの中にDBのコネクション時間などをロギングして見比べればいいのですがそこまでは手を付けてないのでなんちゃって比較にしかならないのですが・・・
update2:
というわけで昨日の続きですが一日使ってみました。きっちり起動時間分が請求されるみたいです。うちのWordpressのトラフィック程度ではI/Oリクエストもたいしたことはありませんでした。データ転送は多いのですがこちらは課金対象ではないみたいですね。
このまま放置して利用していると泣けるのでもとに戻しましょう!
パフォーマンスは昨晩も今晩も落ちることがなく一定の感じでしたのでやはりさくらインターネットのスタンダードプランではDBの遅さがネックで時間帯により重かったり軽かったりするというのはあっている気がしています(なんども書きますがきちんと測定していないのですが・・orz)
ある意味代替の目安がわかりよかった感じです。次は国内か、国外の他のレンタルサーバでも試してみたいのですが月額でコンスタンスに2000円とかちょっと無理なので安いところから試してみたい。