これはなかなか難しそうですね。というわけで連載になる予感もあるのでタイトルには #1 を付けてみた。
ネットで調べてみるとまずはiPad/iPhoneのディスプレイというのは電導性の物質でないとタッチが反応しない模様ですので今までの押せばなんとかなるスタイラスは使えないみたいです。ポイントは、電導性の「軸」の部分と「先端」の部分をどのように組み合わせるかというところですね。
さっぱり時間がなかったのでなかなかできなかったのですがようやくひとつ作ってみたので参考になるかと思い記事にしてみます。
1.軸
軸の部分は有り合わせのもので揃えました。この三菱のUNIは握りの箇所が電気が通りますので特に加工せずに使えるので良いかと思い選択してみました。三菱製ユニホルダー500 という製品でおおむね500円程度で売っています。
2mm芯ホルダーMH-500 HB
これ以外にもステッドラーの芯ホルダーもあるのですが金属部分が短いので微妙に使いづらいです。
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2.先端
肝心の先端ですが、ICチップなどの放電用の電導性スポンジを手に入れるのは難しそうでしたのでセルロース製の洗濯スポンジを使ってみました。これは無印良品で150円で購入したものです。この量でいったいなんこのペン先を作れるのかというほどですがw
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3.作成方法
材料は、
- セルロース製スポンジ一欠片 2cm程度
- 綿棒(子供用の細いもの)4cm程度
- 芯ホルダー
- 瞬間接着剤
- ハサミ
以上です。まずは綿棒を切り取りその先に瞬間接着剤をつけ、スポンジを巻きます。
その後、円錐になるようにカットします。先端を丸くしないで円錐形にしておくほうが描きやすかったのでこのようにしてみました。
申し訳ないくらいに画像が悪いのですが、、、
というわけで書き味はそこそこ普通に書けます。もともと「筆圧」の検知がないので描いている側のアプリの仕様としての線の太さになるのである程度スタイラス側はきちんと反応させさえすればいいので自作は楽そうです。
もう少し形とか大きさはいくつかペン先を作りなおしてみたいと思います。
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4.参考
たくさんのサイトで皆さん自作しているのでためになります。今回は予算・時間ともに身近なもので遊んでみましたがもう少し頑張ってみたいなぁとおもう次第です。
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おえかきアプリもスタイラスで書くとかなり楽しいですね。子どもの文字の練習も指よりはペンの方がいいと思うのでもう少し色々作ってみたいと思います。
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