投稿者名:TOKIDA

このサイトは備忘録であるとともにIT界隈の人に情報をお返し出来たら良いなぁという物です。

Windows, Linuxのアプリ(Game)の導入を支援する最強の「Wine」管理ツール Lutris(Wine以外も使える)

Lutisが素晴らしいというのを目にしながらあまり有用性を感じてなかったのだがこれは、Wineのバージョン管理 が出来る素晴らしいアプリだ。

1.Wineの管理機能が簡単に呼び出せる

環境変数を切り替えて色々な設定を呼び出すのは意外に手間。メニューから呼び出すことが出来ます。

2. Wine(Runner)を切り替えることが出来る

これはなかなか便利で新しいエンジンを試すことが出来ます。これはネイティブにWineを入れてしまうと結構骨が折れることを簡単に実現できています。

追加でどんどん入れることも出来ます。

3.実行環境を設定が詳細に出来る

Runner(Wine)だけでなくてSystemの設定もある程度変更できます。この場合、ディフォルトでは NVIDIA (Prime Render )がOFFなのですがONに出来たり、FPSを表示する MangoHudを一緒に起動できたりします。

4.同じアプリを別バージョンを入れることが出来る

意外に重要でDiablo2のModをするときとかはクリーンな環境で新しいものを作って遊んでいたので別バージョンが入れれるってのはWindowsを使わないでWineを使うメリットの1つなのでよくわかっていますね。

5. 半端ないプリセット

膨大なゲームが登録されています。Wine経由のWindowsのゲームもメジャーなものは結構あるのではないでしょうか?普段あそんでいるDiabloも沢山登録されています。これらのゲームに対して事前の設定がされてそのままでも動くようになっていると思うと素晴らしいですね。

おまけ

最近登場した、Diablo2 Resurrected もBattle.netアプリ経由で起動(購入)する必要がありますね。無事に起動するようです。

そんなアプリの設定を見るとだいぶ大変そうなことが想像できます。先人の苦労に感謝ですね。

Valkan と OpenGLのFPSやCPUなどの情報を表示する mangoHud (Linux)

ゲームの配信とかを見ているとたまにいい感じにFPSとかを表示しているものなどがあったのでLinuxでも同じようなことが出来ないかを見ていたら見つけました。

sudo apt install mangohud

手持ちのPOPS_OSの場合には素直にそのまま入れることが出来ました

mangohud glxgears

OpenGLのサンプルを動かしてみるとこんな感じにオーバレイして表示されています。

これはWine経由やSteamのアプリでも表示できるようです。

SteamのProton(Steam以外のゲーム)でのregeditの起動

若干パスはバージョンによって異なるかもしれないが

WINEPREFIX=/home/hideaki/.steam/debian-installation/steamapps/compatdata/2831691655/pfx /home/hideaki/.steam/debian-installation/steamapps/common/Proton\ -\ Experimental/files/bin/wine64 regedit

で起動することができる。すぐに忘れるので貼っておく

Winecfgなどを使わなくてもある程度はRegeditで操作が出来る。Wine特有のれ実ストリキーについては以下が参考になる。

便利なレジストリキー-WineHQWiki

今時のLoopbackデバイスがないの環境での isoファイルのMount

今どきの構成はLoopbackデバイスがないために普通に iso ファイルをマウントしようとすると以下のようにエラーになります。

❯❯❯ sudo mount -o loop -t iso9660 ./D2.12A-enUS.iso /mnt/iso/
mount: /mnt/iso/: failed to setup loop device for ./D2.12A-enUS.iso.
hideaki at pop-os in /m/h/0/U/t/D/D/w/D/D2_D2LOD-1.12
❯❯❯ sudo mount -t iso9660 ./D2.12A-enUS.iso /mnt/iso/
mount: /mnt/iso: スペシャルデバイス ./D2.12A-enUS.iso が存在しません.

このような場合には losetup を使います。

sudo losetup -f ./D2-1.12A-enUS.iso
sudo mount /dev/loop0 /mnt/iso

いくつも実行した場合には loop1と追加されています

❯❯❯ sudo losetup -a
/dev/loop1: [2051]:34150 (/media/hideaki/01D495160FB2C420/Users/tokih/Desktop/Diablo2/work/Diablo_Images/D2_D2LOD-1.12/D2LOD-1.12A-enUS.iso)
/dev/loop0: [2051]:34170 (/media/hideaki/01D495160FB2C420/Users/tokih/Desktop/Diablo2/work/Diablo_Images/D2_D2LOD-1.12/D2-1.12A-enUS.iso)

最後は sudo lopsetup -D で消しておきます。

Diablo2 Basemod 最新版は d2gs (プライベートサーバ対応)に対応していた件

Diablo2 リザレクト(以下D2R)がもうそろそろ発売ということもあり期待をしていますが、私のPCではちょっと3Dが厳しので遊べないかなと思っているこの頃、グラフィック低速にしてなんとか遊べるけど楽しいのか謎ですね。またD2Rでは、TCP/IPモードが無効になるということでプライベートサーバ(d2gs)もしばらく望みがなさそうですね。

さて、d2gsにBasemod.dllなどを組み込むのは結構難儀で、どうやっていDllをInjectionするかなのですがこれまではだいぶ古い Basemod.dll (もう配布されてない)は動いたのですが最近でた最新版(1.13.7)ではそのまま読み込めました。

https://www.moddb.com/mods/basemod

D2Win.dllと、Basemod.exe/ini/mpqを d2gsのフォルダにコピーすれば動きます。D2Win.dllがすでにInjectionの仕組みが入っているのでロードされます。Basemod.dllから更にDllをロードするのは動かない模様です。

---------------------------------------------------------------
21:45:44.474  ------------------------------------------------------
21:45:44.474  2021-09-19 21:45:44
21:45:44.474  Diablo II Game Server running under Windows XP (Version 6.010)
21:45:44.474  Vendor:  Intel
21:45:44.474  Version: Pentium III (no brand) (Type 0, Family 6, Model E, Stepping A, Brand 0)
21:45:44.483  Speed: Approx. 3600 MHz
21:45:44.483  Total Physical Memory: 981.48MB
21:45:44.483  Application Path: Z:\opt\d2gs_1
21:45:44.485  Local IP: 10.0.0.x
21:45:44.486  Computer name: D2GSLIN
21:45:44.486  ------------------------------------------------------
21:45:44.486
21:45:44.490  imagehlp.dll loaded for better stack crawls.
21:45:44.601  BaseMod Installing Patches
21:45:44.604  MPQ Loaded
21:45:44.637  BaseMod Installing PatchesEx
21:45:44.637  BaseMod Loaded

サーバ側(d2gs)で有効にしないと、傭兵の装備(フル装備)やGoldのオートピックアップなどはクライアント側のDataファイルでMod化出来ない部分なのでこのようなBasemodのようなDllが必要になります。(ProjectDiablo2なども独自のProjectDiablo2.dllなどがありロードされています)

今回のBasemodではいくつかこれまでと違ってQoLに影響があるものが組み込まれているのでいい感じで遊べそうです。

D2gsとクライアント側の設定は揃えておく必要があります。Dllなどは配布できないので気をつけておく必要があるでしょう。誤るとアイテムがLossするかもしれません。Basemodは、PD2に比べるとだいぶんと領域は小さいですが。

[CharmZone]
Enabled=1
CZLeft=0
CZRight=10
CZTop=3
CZBottom=6

もう一つのQoLは傭兵の装備の拡張(これも最近のModでは標準的ですね)

グラフィック的には、Ringが2個装備できますが実際には1つしかつけることが出来ません(これは多くのModでも解決できないんですよね、たまに出来るやつがありますが)

[MercMod]
FullEquip=1
RogueCrossBow=1
RogueAmaBow=1
; FullEquip allows Hireling to equip boots, gloves, belt, amulet and one ring.
; Allow Act 1 Rogue Hire to equip Cross Bows
; Allow Act 1 Rogue Hire to equip Amazon Bows

Act1のRogueもAmaBowつけることが出来ると選択肢が増えるんで良いですね。

さらにQuestの特典を金で購入することも出来ますがこちらも動きます。

いくつかの機能はそもそもの d2gsの拡張とコンフリクトしているのでどっちが有効になっているのかは実際にやって見てないのでわかりませんがそのうちに確認してみます。(Uber系なので時間掛かりそう)

クライアント側の設定がおかしくなって PlugYからBnetに接続するとCrashしてしまうので断念して、Basemodに付属してるGame.exeで動かしている。この場合、Basemod.iniから BH.dllを読み込んでもGame.exeが違うと言われてしまって動かすことが出来ない。クライアント側でLoot Filterを使いたかったのだが残念だ。


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