2013年

Qnap 第5回: iTunesライブラリを移動する

さて、そろそろまじめに利用するための設定をして行きたいと思います。

せっかくのQnapを購入しているのに iTunesサーバ にしない理由はこれをしてしまうとプレイリストとかの管理はともかく、「iPhone/iPadに同期ができない」という制約を受けてしまうために使えないというのが理由です。

準備

ファイルサーバとして利用するのでまずはユーザの作成を行いたいと思います。すでにNAS利用されている人には関係ないので飛ばしてください。設定方法はわかると思いますので簡単にメモをしておきます。

まず、ユーザは家族用のものを個別に作ります。その後、グループ「home」を作るようにします。このグループに共有フォルダのアクセス権を付与することにします。
ディスクのQuotaは当面は私個人でつか様なものなので問題ないでしょう。

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こんな感じにしておきます。利用としては Mac/Windows からになるため Samba で問題ないと思います。Qnapは結構自由に設定できるのでこのフォルダをFTPで使わせるとか使わせないとか色々選べるので調整しておきましょう。

次に、iTunesのライブラリ側ですがこちらですでに「iTunes」フォルダに各ファイルが集約されているかを確認しましょう。

最後に、NASからのiTunesライブラリの利用になるので、起動時に対象となるフォルダを「自動的にマウント」しておく必要があるので以下の設定をしておきましょう。 設定の「ユーザとグループ」から対象のユーザを選択して「ログイン項目」を表示させます。 この項目の箇所にすでに共有されているフォルダをドロップすると項目を増やすことができます。その後対象のフォルダにチェックを入れておくと動きます。

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何れにしても、この設定の場合にはNASがみえないとiTunesも起動できないという設定のためちょっと微妙な気もします(外出先ではどうすればいいのか考えましょう、遅くともというならQnapとVPNで接続するのも手かもしれません)一番必要に迫られるのは iPhoneが壊れたりして復元したいとき?

iTunesライブラリのコピー

気にしないでガッツリと「iTunes」のフォルダを共有されているところにコピーします。特に問題はないと思いますが時間がかかるので注意するくらいでしょうか? あと、iTunesは停止しておきましょう。

私の場合には元のフォルダは「 /Users/*****/Music/iTunes 」となっていました。

iTunesの設定

実際これ以上はなにもすることがないのですが起動時にライブラリを選択することできます。iTunesのアイコンを「Option+クリック」で起動します。

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上記のようなダイアログが出ますので「ライブラリを選択」で先程のコピーした先のフォルダを選択肢ます。起動後に、環境設定から確認すると以下の様な感じです。

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簡単に触ってみた感じだと問題なく動きますね。Videoなんかも普通に再生されます。若干遅いかというところもありますが最初だけで音楽聞いた入りする程度で何か問題がある感じではないです。

番外:DLNAメディアサーバから音楽を聞く

さて、Qnapの特徴的な色々な機能ですがその中でも DLNAサーバになるものがあります。これは実際には Twonky Server というアプリケーションで実現されていますがサーバになると別の場所で音楽とか聞けます。最近ですと、HDDレコーダーとかPS3とかクライアントの機能があります。もしかするとTVにも付いているかもしれません。

この機能を用いて先ほどの iTunes ディレクトリを指定してみましょう。

管理画面から「DLNA」の設定画面で有効にします。

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次に、表示されているリンクから設定画面に行きます。

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ここで、先ほどのiTunsライブラリのディレクトリを指定します。この設定をするとDLNAで参照するライブラリとして認識されます。とくにDLNA側では更新とか入らないと思うので iTunesライブラリを壊すようなことはないと思っています。


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Qnap 第4回: TimeMachineを構成しよう

さて、色々 Macbook Airの中を移動したいのだけど一旦バックアップの意味を込めて TimeMachineで取得したいと思います。かなり時間がかかると思うので先にやってしまいたいと思います。

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ログイン(user名は admin です)した後に、「バックアップ」→「TimeMachine」を選択して構成画面に移動します。

設定しては、容量が選択出来ますがここでは 500G にしておきたいと思います。0でもいいのかもしれないですがどこかでぶつかっても面倒なので制限しておきます。250Gが元なので2倍あれば問題ないかなと思っています。

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TimeMachineの設定画面から「入」にするとすでに発見されているNasが見つけることができます。そのまま選択して、先ほどの登録画面のユーザ「TimeMachine」で接続するとバックアップが開始されます。

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すでにフルフル使っているので先が長そうです(^^; 時間をみると7時間以上かかるみたいですね。とくにWlanなのでその分遅いということもあると思います。放置しておきましょう。

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というか設定も簡単ですね。以前はバッファローのNASを使っていたのですがそちらのほうが面倒な感じもします。 簡単で高性能っていいな。

というわけで完了するのは明日になりそうな気配ですがバックアップが終わったら次は iTunes ライブラリと iPhoto ライブラリを移動させます。 またそれが終わったら iMovie の編集用の iSCSI ディスクの設定と、このバックアップされたデータがメディア DLNAサーバとしてどう見えるのか見てみたいと思います。


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Qnap 第3回: 開封から初期セットアップ

さて早速設定をしたいと思います。

接続

あまり写真を取っていなかったのですがこんな箱でやって来ました。

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中身はこのような感じです。ACアダプターは結構大きめでした。説明書(簡単なペラペラモノの)と電源ケーブル・LANケーブル・HDD取り付け用のネジ(3.5インチ・2.5インチ用)が付属品です。

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HDDは先日も書きましたが2本買っているのでこんなんですね。

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ところで、全然関係ないのですがAmazonよりもtukumoのほうがダンボールは巨大でした。そしてAmazonは相変わらず千葉県はカトーレックなので来るのが遅いです。とは言え同じ日に到着してよかった。

ソフトウェア導入

Macbook Air で設定するためにCDROMが入らないので必要な物をダウンロードして使用したいと思います。マニュアルを見ると最初に必要なのは Qnap Finder のようなのでそちらを落とします。

QNAP Systems, Inc. – ネットワーク接続ストレージ

こちらから「QNAP Qfinder for Mac 1.0.17 Build1101」をダウンロードして使用します。

起動するとこちらの様に探すことができました。我が家はDHCP環境なので自動で取得している模様です。便利ですね!

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ということで設定を継続します。実際の設定はWebブラウザですることになります。 http://(qnapのIPアドレス):8080/ で接続できます。

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自動的に、ハードディスクが認識されてファームウェアの導入準備がはじまりました。

ファームウェアのアップデート

事前に大きいのでファームウェアもダウンロードしておきます。

QNAP Systems, Inc. – ネットワーク接続ストレージ

「TS-219/219P/219P+/219P II TurboNAS 3.8.2 Build0301 146MB 2013/03/05」つい最近に更新されていますね。こういうのは嬉しいですね。最初に入っていたバージョンが 3.6でしたのでちょうど一年前に製造れたのかもしれませんね。

クイックの設定画面で、ファームウェアの選択の画面になりますので選択します。

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この段階ではどこにOSが入っているのでしょうね? NASですがOS部分もHDD内に入っているのかもしれません。それとも別の領域でフラッシュとか備えているのでしょうか?

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5分ほど待つと設定画面になります。ここに関しては特に難しいこともないので次々に進めていけば問題ないです。

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RAIDの設定はここで行います。今回はRAID-1(ミラー)をすることにします。実際この機能が欲しくて買っているところもあるので。もしかするとRAID-0にしてCloud環境にバックアップが一番いいのかもしれませんがまた今度考えてみましょう。

次回は諸々まずはバックアップから始めたいと思います。


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Qnap 第2回: 高性能な家庭用NAS「Qnap TuboNAS TS-219P-II」を購入

子供に古い Macbook をあげたいと思い中身をざっくり消してOSを新しくしたいなと思うこのごろ。まだ小さいので気が早いのだが、、、

気になるのは Edubuntu (幼児向けから高校生向けまで、さまざまな教育向けソフトウェアを含む「Edubuntu」 – SourceForge.JP Magazine : オープンソースの話題満載) のような教育向けLinuxディストリとかもあるのだけど日本で使う場合にはどうなんだろうな? 日本語に最適化はされていないのだろうがいまどきのこどもにはいいのかな? と入ってもやらせたい最大のアプリは「 Scratch (Scratch | Home | imagine, program, share) 」なんですよね。面白うそうなのでまずは自分がはじめてみようと思うのだ。

さて、そろそろまじめにバックアップ含めてデータの移動をしたいと思うのでようやくQnapのNASを購入してみました。当分複数の記事に渡って設定を記事に書いて行きたいと思います。

用意するハードウェア(新規に購入)したのは以下のものです。

Qnap TuboNAS TS-219P-II

予定通り、こちらの機器を買ってみました。これはいろいろ便利そうなのと国内のいくつかのメーカーと違いファームウェアがかなりサポートされるので安心感が違います。実際この製品も結構前のものになりますが未だに現行機として販売されている点が気に入りました。

価格はいろいろ出ていますが 29000円台が最安値だと思います。また時期によってかなり在庫が違うみたいなので注意して注文しましょう。私は結局 Tukumo のオンラインショップから購入しました。29,574円也

Seagate 3.5inch 3.0TB 7200rpm 64MBキャッシュ SATA3.0 ST3000DM001/N

肝心のHDDはこちらのSeagateの物を購入です。いちおう今回はTuboNAS自体を別の普段使用していない部屋に置く予定なので 7200rpmのもの(音が大きい?)を購入です。少しでも早いといいのですが。容量は一番コスパがいいのかわかりませんでしたが3Tを購入。2本使用しますがミラーで使うため実効容量と同じです。11,376 x2 円也

というわけでまずは物品の紹介だけです。


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[VM] Vagrant1.1の機能が楽しそうです

そういえばそういう環境を簡単に作ることができる Vagrant がありましたね。最近アップデートして VirtualBox 以外もサポートしているとか。今のMacbook AirのHDDが慢性的に不足しているのもあって全然試せていませんが

仮想マシン管理ツール「Vagrant 1.1」リリース、VMwareなどVirtualBox以外の仮想化ソフトウェアがサポートされる – SourceForge.JP Magazine : オープンソースの話題満載

Vagrantは仮想マシンの設定やプロビジョニングを実行できるコマンドラインツール。これを利用することで、バッチやシェルスクリプトから仮想マシンを作成したり、仮装マシン上に環境を容易に構築することができるようになる。「Chef」や「Puppet」といった設定管理ツールとの連携も可能。当初はOracle VirtualBox向けのツールだったが、本バージョンからはこれ以外の仮想化ソフトウェアのサポートも進められている。対応OSはWindowsおよびMac OS X、Linuxで、ライセンスはMIT License。

なんかChefとかも連動するとか、、、個人ユースの仮想環境としてはかなり面白い感じになりそうです。Vmwareも有料でサポートしているとなると仕事でも使えそうな感じですね。どんな感じになっているのか見てみないとわからないのですが。なによりAWSとかRackSpaceも対応するプラグインが出ている感じなのが面白い。これでOpenStackのデプロイとか出来るんだろうか?

いろいろ見てみるとやっぱり楽しそうだ。はやくHDD買ってきてデータを追い出して遊ぼう。

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