様々な宗教戦争が発生してるエディタ界隈ですがここに来て第三勢力(そう呼ばれたのはたくさんありそうだけど)のSublimeTextがなかなか良かったので紹介をしたいと思います。ここでは、主にWindows環境について記載しますがこのSublimeTextは、Linux/Windows/Macとマルチプラットフォームで稼働するのも見逃せないポイントですね。これまでの多くのエディタ同様に様々なことが出来る統合型のエディタですがなにより最初から「ある程度使える」というのが一番ではないかと思います。
Sublime Text: The text editor you’ll fall in love with http://www.sublimetext.com/
日本語入力のインライン入力
日本語環境として見た場合、インラインでの入力ができないのが一番使いづらいところかと思います。この問題を解消するためのプラグインがあるので導入をします。
- WindowsのIMEでインライン変換を正しく表示できるようにしてみた #SublimeText2 – Qiita http://qiita.com/items/5ccbe63d36009680e0e6
こちらのリンクにあります。「インストール方法」に記載されている通りGitが必要ですが簡単に導入することができます。WindowsXPの場合には %Appdata%\Sublime Text2\Packages 以下で git clone https://github.com/chikatoike/IMESupport.git で導入することができます。 私は、WindowsXP+Google日本語入力 で動作を確認しています。
メニューの日本語化
メニュー自体は慣れのようなものがあるので「英語」のまま利用したほうが良いかと思いますが日本語化することもできます。こちらはUser定義でオーバーライト出来ないのでDefaultsの方を上書きする事が必要です。
- 【Windowsアプリケーション】Sublime Text 2 メニュー日本語化: ゆーがいぶろぐ http://blog.huwy.org/article/292827228.html
上記のサイトでは導入先がわかりづらいのですが、WindowsXPの場合には %Appdata%\Sublime Text2\Packages\Default 以下にあるファイルを置き換えます。事前に上書きするファイルをバックアップ取得しておきましょう。
Shift_JISファイルを取り扱う
SublimeTextは標準ではUTF8に対応はしていますが他の日本語コードには残念ながら対応をしていません。普段は最近ではUTF8で問題無いですが一部にはやはりSJISで使用したい場合などはこちらのプラグインで対応をすることできます。実際には、UTF8に変換して保管しているようです。
- Sublime Text 2をShift_JISに対応させるプラグインがあると聞いて | REFLECTDESIGN http://re-dzine.net/2012/10/sublime-text-2-shift-jis/
最後に
この3つをとりあえずすれば取っ掛かりとしては十分なのではないでしょうか。Sublime Textは、様々なプラグインやSnippetsを簡単に作成することが出来たりカラーシンタックスも豊富なのでプログラムから文書作成まで色々便利に使えると思います。 単純なテキストエディタとしてもプロジェクトの機能やフォルダツリーを左側のペイン出したりできるので非常に協力にサポートしてくれるように思えます。 またWindows/Macと環境が変わっても同じソフトウェアが使用できるのも強いかと思います。
興味を持ってくれたら是非利用してみてください。