すっかり攻撃を受けて止まってしまったProject Diablo2ですがそういうときにはシングルで遊べるようにもしてくれています。これはありがたいですね。（しかしこのために解析されて攻撃されたりしているのでしょうか）コミュニティではPlugYで使う方法が共有されていますので早速試してみました。
PlugYのZip版から回答したファイルをProjectD2フォルダと、Diabloフォルダに正しくコピーします。上記のマニュアルに掲載されている通りです。 1.14dを利用してる場合にはこちらに、非公式版があります。 https://github.com/haxifix/PlugY
Diabloフォルダ配下
- PlugYディレクトリ
DiabloII/ProjectD2ディレクトリ配下
- PlugY.ini
- PlugY.exe
- PlugY.dll
私の環境はWineのため WINEPREFIX=~/.wine_pd2 wine ./PlugY.exe -w で起動しています。
共有インベントリは画像ファイルの問題もあり大幅にずれておりますね。しかしPD2側にもビックインベントリのが機能としてあるので競合してしまっています。個人的にはイベントリは誤って消えてしまうと辛いのでなるべく本体側の設定を優先したいのでPlugY側を停止します。
ちなみにキャラクタのSaveファイルに通常のLoDと互換性がありません。（正確にはいくつかのアイテムの情報が変更されておりうまく動かないだけで正しくあたりを取り除けば動きます）
微妙なんですが、PlugYのいくつかの機能はOffにしておいたほうが良いでしょう。拡張インベントリをOffにすると、PD2側が機能するので変な状態にはなりますが動きます。お金の共有をやめておけば上部のボタンは消えるので多少精神衛生上良くなります。
標準の設定ではボタン位置がずれてしまうので PlugY.ini にて設定して位置情報を付すると以下のように設定することができます。
PlugY.ini の 抜粋ですが以下の設定をOffにしています
[STASH]
ActiveBigStash=0
ActiveMultiPageStash=1
NbPagesPerIndex=10
NbPagesPerIndex2=100
MaxPersonnalPages=1
ActiveSharedStash=1
SeparateHardcoreStash=1
OpenSharedStashOnLoading=0
DisplaySharedSetItemNameInGreen=0
MaxSharedPages=0
ActiveSharedGold=0
PosYSharedBtn=23
PosYPreviousBtn=495
PosYNextBtn=495
PosYPreviousIndexBtn=495
PosYNextIndexBtn=495
[WORLD EVENT]
ActiveWorldEvent=0
ShowCounterInAllDifficulty=0
ItemsToSell=The Stone of Jordan
MonsterID=333
OwnSOJSoldChargeFor=100
InititalSOJSoldMin=200
InititalSOJSoldMax=3000
TriggerAtEachSOJSoldMin=75
TriggerAtEachSOJSoldMax=125
ActiveAutoSell=1
TimeBeforeAutoSellMin=0
TimeBeforeAutoSellMax=1200
[UBER QUEST]
ActiveUberQuest=0
[INTERFACE]
ActiveNewStatsInterface=1
SelectMainPageOnOpenning=1
[EXTRA]
ActiveLaunchAnyNumberOfLOD=1
AlwaysRegenMapInSP=0
NBPlayersByDefault=1
ActiveDisplayItemLevel=1
AlwaysDisplayLifeAndManaValues=0
EnabledTXTFilesWhenMSExcelOpenIt=0
ActiveDisplayBaseStatsValue=1
ActiveLadderRunewords=0
ActiveCowPortalWhenCowKingWasKilled=1
この他の設定、特にWorld Eventに関してはもともとのPD2のシングルとして有効になっているのか無効になっているのか判断がつかなかったので一旦はOffにして置きます。ラダー用しか発動しなければこのあたりをOnにしてもよいかと思います。
.
追記（2020/11/16）：共有イベントリのボタン位置を修正する項目を追加