ふと、管理画面にログインしたらアップデートが出ていたので気楽にアップデートを実行したらうまくいきませんでした。 3.8.2 -> 3.8.3 となります。
管理画面にログインしたら画面上にアイコンが表示されない。sshで接続できるけど、「共有ドライブ」は使うことが出来ず。
という状況でした。
色々慌てていたのですが最終的には「手動アップデート」及び「アドバンスドリセット」の実施で解決に至りました。画面とかさっぱりキャプチャできていないのですがメモを残しておきます。
手動でのファームウェアアップデート
上記のリンクに手動で実施する方法が記載されているのでそのまま実施してみました。
# cd /mnt/HDA_ROOT/update # wget http://download.qnap.com/Storage/TS-219TurboNAS/TS-219_20130426-3.8.3.zip # unzip TS-219_20130426-3.8.3.zip # ln -sf /mnt/HDA_ROOT/update /mnt/update # /etc/init.d/update.sh /mnt/HDA_ROOT/update/TS-219_20130426-3.8.3.img
上記の様に実施し、完了後に #reboot を実行しました。
実際の成功したかどうかの設定ファイルは /etc/config/uLinux.conf を確認することでバージョンなどがわかります。
アドバンスドリセットによる初期化
この時点では、まだ実際には管理画面でアイコンなどが表示できず結局どうにもできない状態になっていました。仕方ないので最終案として「アドバンスドリセット」で初期化してみます。
アドバンスドリセットですが「HDDの内容は消えない」です。構成情報が初期化されるだけです。
背面にある小さい穴がリセットボタンです。 10秒間押しましょう。2回ほどビープ音がなります。
最後に
このようなこともあるので、構成情報をバックアップした後にアップデートなどの作業を行うようにしましょう。これだけでも「アドバンスドリセット」が使えるのでだいぶ安全になると思います。
また、今回のアップデートの影響なのかは不明ですがひとつ変わったことがありました。
前回ディスクの不良で、不良クラスタを騙して利用していたのですが数日後には結局同じ状況になっていました(使えていない状況)。諦めて別のディスクを購入することも考えたのですが今回のアップデート後に以下のようにディスクが「正常」(本来は「良好」)というステータスで使用できる感じになりました。
というわけでいつまで利用できるか不明なディスクですがないのとあるのでは大きな違いですのでもう少しこれで運用してみたいと思います。
なんにせよ、動いてよかった ホッ