Twitterは検索結果に影響を与えている 「SEO終了のお知らせ」を読んで遊んでみた。

「SEO終了のお知らせ http://www.wakatta-blog.com/seo_6.html 」という記事でも取り上げられていたTwitterやFacebookでの影響が大きく左右するというものありました。

GoogleとBingの両検索エンジンが、ツイッターでつぶやかれたり、フェイスブック「いいね」ボタンを押されたサイトのデーターを、ランキングの計算に利用していることを明らかにしました。

TwitterやFacebookで共有されたリンクが検索順位に直接影響する――グーグルとBingが明言

これまで「SEO(検索エンジン最適化)」と言われていた手法は、今後は通用しなくなる方向に進むでしょう。間違いなく

たしかに今の検索結果はかなりリンクサイトとかがヒットしてしまいます。場合によっては元記事よりもそれらのサイトのほうが上位に出てくる状況ですものね。

ソーシャルメディアの台頭によって、状況は大きく変わろうとしています。ソーシャルメディア上でお勧めされているページを集計して、アルゴリズムに加えることで、検索ランキングの精度を飛躍的に高められるからです。

ほんとそのような気がします。ブログなどを書いていてもTwitterで連携するかしないかで大きく差が出てくるような気がしています。

ちょっと前にそのような気がしたので些細な実験をしてみることにしました。

  • 同じ内容のブログを二つ同時期に立ち上げる。記事自体は二重投稿で同じにする。
  • 片側のブログには更新時にTwitterで新着を通知するようにする。

内容が同じものである以上Twitterに露出しているぶん優位だろうなと思っていはいましたが結果はまさにそのとおりというか大きく差が付きました。

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(1) Twitterで新着を流したブログ

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(2) 流していない状態のブログ

さてもう一目瞭然(グラフの縦の軸が10培違いますので注意)ですね。(1)の方はわずか2週間程度で500pv/日を推移していますがかたや(2)は50pv/日が最高でほとんどアクセスが有りません。ブログの内容は、様々な記事のリンクを拾ってきているので相手がWordpressの場合にはピンバックが行われていると思うのですが。

実際のところ(2)は極端な話だとしても少なくともTwitterに流すことによりこのブログへのアクセスは急増していることは間違いないと思われます。Twitterアカウントはテスト的に作成したアカウントなので今日現在フォロワーが10名程度ですので実際にはこのPVはGoogleなどの検索から得られていると考えていてよさそうです。(1)(2)もいずれとも内容は同じなので影響がない場合にはGoogle検索としても同じ結果になるはずなのにこの差が生まれているのはやはりソーシャルグラフなどの結果が反映されているのでしょう。

 

信用を積み上げていくにはある程度の時間が必要なのに対して、信用を無くすのは一瞬です。人を欺くことはしてはいけません。大胆に、楽しく行動して、個性を存分に発揮して、ソーシャルメディアを味方に付けることが、新しい時代の「SEO」になるはずです。

ほんと、これからはTwitter等のアカウントに非常に多くの情報がひもづいてくるのだと思うとなんだか怖いですね。まっさらアカウントなんて使っていると30過ぎてもクレジットカードがないと作れない(作りづらい)と言われているようにアカウントが作れなくなったりして。


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