Webの情報をiPhoneで効率良く読むために「Mobilizer」と呼ばれる携帯向けに変換してくれるサービスがあります。有名所ではGoogleのこの機能は結構利用されています。実際にプロクシサーバのように動作してくれれば一番なにも考えずに使えて良いのですが。
現状はそれぞれを簡単に利用する方法はあまりありません。例えばRSSリーダやTwitterクライアントがWebページを表示する際にこれらのMobilizerを指定することができれば使えるというレベルです。ほとんどの人はこれらのサービスを知ることもないののだろうとは思います。
それぞれをiPhoneで見た場合を比較してみたいと思います。
※ %@ は対象のURLを入れます。アプリなどで指定出来る場合にはこのように記載すれば利用可能です。
Google Mobilizer
http://www.google.com/gwt/n
ページのリンクがちょっと微妙になります。携帯電話系全般で利用できる感じのものになります。
Instapaper Mobilizer
また、有名なあとで読むサービスのInstapaperもモバイル用の変換が出来ます。
http://instapaper.com/m?u=%@
簡単に元のサイトが見れるリンクがついていたりスタイルシート的にiPhoneで見るのに非常に見やすくなっているなどシンプルな画面とあいまって非常に使い易いです。情報としてはほぼ正確に表示されます。
POPONTA PROXY
で昨日しった(『Twittelator Pro 3.7で「カスタムモビライザー」機能搭載!
縲弃OPONTA PROXYで快適にWebを閲覧』via 覚醒する?Club D’s iPad&iPhone 3GS 窶錀 CDiP 1.01 ) のがこちらはiPhone用のサイトに変換してくれます。なかなか面白いですね。
http://zafiel.wingall.com/prx.php?key=dev&url=%@
iPhone用に最適化されたページが存在する場合には最初に教えてくれるのが一番のポイントです。また画面も見てわかるようにかなり作りこまれています。機能的には画面が多少崩れるっぽいですが色々動きます。削ることなくiPhoneに最適化、そんな印象を受けます。また2本指でタップするとメニューが出ます。
個人的には、Instapaperの物が一番好きです。操作的にはPOPONTA PROXYも捨てがたい気がします。これらのサービスは如何に広告や不要なメニューなどを綺麗に切り取ってくれるかというところです。またちょっと別の物ですがEvernoteの機能もなかなかいい感じに除去してくれます。
さて昨日の、Webクリップから直接メールで送信という機能ですが画面を作ってみました。上記のMobilizerを経由して不要な情報をとった後にHTMLメールとして送信します。
実際には、URLで上記の Mobilizer と同様に ~~~/?u=%@[email protected] のように指定すると画面の表示+バックエンドでメール送信する仕組みです。クリップボードを直接触れませんがiPhoneアプリとかにすればクリップボードのURLを送信とかも出来ますね。